Vol.104 マークXで行く!グンゼ創業の地・綾部
今回の湖国ドライブガイドは「滋賀トヨペット大津店」から「マークX」に乗って、京都府のほぼ中央に位置する綾部市へ出かけました。
「蚕都」と呼ばれ蚕糸業を中心に栄えた綾部市は、アパレルメーカー・グンゼの創業の地です。綾部の観光拠点「あやべグンゼスクエア」内にある「グンゼ博物苑」や「グンゼ記念館」を訪れ、繊維業だけにとどまらないグンゼの歴史や技術を学びました。
ランチは漢方薬局がプロデュースする「薬膳喫茶 悠々」で、身体に優しく美味しい薬膳料理を味わいました。午後からは京都府の無形文化財に指定されている「黒谷和紙」の紙漉(す)き体験や、「綾部市天文館」で星の観察を楽しみ、綾部の伝統文化や美しい自然を感じてきました。
今回使用したクルマ
マークX 250RDS (カラー:プレシャスブラックパール)
2016年11月にマイナーチェンジした「マークX」は、洗練されたカッコよさと快適な乗り心地を両立した大人のスポーティセダンです。
今回使用した「250RDS」は、新しく登場した上級スポーツグレード。FR車ならではの俊敏なハンドリングと卓越したコーナーリング性能をレベルアップし、意のままにクルマを操る愉しさが存分に感じられます。
デザインが一新されたフロントフェイスは、角型6眼タイプのヘッドランプがキラリと光り、クールでスタイリッシュな大人の色気が漂っています。
「250RDS」のインテリアは「ブラック×レッド」「ブラック×ホワイト」の専用内装色。黒を基調とした中にアクセントカラーが映える上質な空間は、他にはないオシャレな雰囲気。
斬新なスタイルの新型マークXでドライブへでかけてみませんか。
今回訪れたところ
グンゼ博物苑/グンゼ記念館/道光庵
1996年にグンゼ株式会社創立100周年を記念して、発祥の地・綾部に建てられた「グンゼ博物苑」。古くから養蚕業が栄えた綾部市の歴史や、グンゼの技術を紹介している企業ミュージアムです。2016年には創立120周年を記念してリニューアルされ、繭蔵(まゆぐら)だった建物を「創業蔵」「現代蔵」「未来蔵」と名付け、時系列で人と繊維の関わりや技術の歩みを見て回れるようになりました。
「グンゼ記念館」や、創業者・波多野鶴吉が暮らした社宅の一部を移築した「道光庵」も曜日限定で公開され、当時の佇まいを今に伝えています。
※特別に許可を得て撮影しています
<問い合わせ先>
グンゼ博物苑
京都府綾部市青野町「あやべグンゼスクエア」内
TEL:0773-42-3181(月曜日~金曜日)
0773-43-1050(土・日曜日・祝日)
開苑時間:10:00~16:00
入苑料:無料
休苑日:火曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場:あり
■グンゼ記念館
※金曜日のみ開館
開館時間:10:00~16:00
■道光庵
※木・金・土曜日のみ開館
開庵時間:11:00~16:00
コチラのHPを見る!
- ドライブの出発地は「滋賀トヨペット大津店」 2016年8月に店内がリニューアルされ居心地よい空間に生まれ変わりました
- マークXの走りを体感しながら京都府のほぼ中央に位置する綾部市を目指します
- 名神高速道路から京都縦貫道を走り約1時間半のドライブ
- 2015年に全線開通した京都縦貫道は南北に長い京都府をつなぐ自動車道で「京都府の背骨」と呼ばれています
- 春にかけては周囲の木々が緑を増し自然を楽しめるドライブコースになります
- 綾部の観光拠点「あやべグンゼスクエア」内にあるグンゼ株式会社の企業ミュージアム「グンゼ博物苑」に到着しました ※特別に許可を得て撮影しています
- 「創業蔵」「現代蔵」「未来蔵」と名付けられた展示室は大正から昭和にかけて実際に使われていた繭蔵です
- 「創業蔵」 蚕糸業で使用されていた古い機械や道具。グンゼの歴史や理念が紹介されています
- グンゼ創業者の波多野鶴吉翁。彼が大切にした言葉は「至誠」でした
- 「善い人が良い糸をつくる」と社員教育にも熱心でした。女性従業員には読み書きだけでなく花嫁修業の時間も与えていたそうです
- 波多野鶴吉が残した語録には心に響くものがたくさんありました
- 「繭ってどんな匂いがするのかな?」
- 繭袋の重さを体感。「意外に重い!」12~15kgあるそうです
- 「現代蔵」 120周年を迎えたグンゼの多彩な製品が紹介されています。実はこの風船もグンゼの技術!3ヶ月たっても萎みません
- タッチパネルや医療器具、スポーツクラブなど私たちの日常生活の中にグンゼの製品やサービスがたくさんあって驚きました
- ペットボトルのラベルなどのプラスチックフィルムも実はグンゼが作っています。オリジナルラベルを作る体験コーナーもありました
- 2階ではグンゼの代名詞ともいえる肌着やストッキングのあゆみが紹介されています
- 年配の方なら思わず「懐かしい!」と感じてしまう商品やポスターもいろいろ
- 若者には「グンゼ」より「BODYWILD」の方が身近な存在になりつつあるそうです
- 「未来蔵」 グンゼ製のタッチパネルを操作してグンゼの最新技術を学びましょう
- 「明日をもっと、ここちよく」をテーマに多方面に事業展開するグンゼ。その最新の製品や技術の一部が紹介されています
- 電気を通す布を使った布ピアノ。叩く強さも感知し音量を調節します。この布が様々な分野と絡み合う新たなサービスの提供も予定されています
- 金曜日のみ一般公開されている「グンゼ記念館」
- この建物は大正6年に建てられ本社事務所として使われていたものです
- 創業当時の様子を知ることができるさまざまな歴史資料が展示されています
- 大正天皇の皇后・貞明皇后が行啓されたときの御座所。当時皇族が民間企業を行啓するのは異例のことでした
- 趣ある建物なのでどこを切り取っても絵になります
- なりきって記念撮影するのも楽しいですよ
- 「道光庵」 ※木・金・土曜日のみ開庵
- 波多野鶴吉が暮らした社宅の一部を移築したものです。休憩スペースとして利用できます
薬膳喫茶 悠々
「薬膳喫茶 悠々」は、創業明治42年の漢方専門薬局に併設された薬膳カフェです。築120年の町屋を改装したお店では日本庭園を眺めながらゆったりと過ごせます。「医食同源」をコンセプトに、漢方薬の原料となる蓮の実やクコの実、松の実などを使用した「蓮の葉包蒸飯」や、気分や体調に合わせて楽しめる「薬膳茶」など、中医学の考えに基づいた身体に優しい食事が楽しめます。
※特別に許可を得て撮影しています
<問い合わせ先>
薬膳喫茶 悠々
京都府綾部市本町2-3
TEL:0773-42-0425
営業時間:9:00~19:00(L.O.18:00)
定休日:木曜日・祝日
駐車場:あり
コチラのHPを見る!
- ランチは老舗漢方薬局がプロデュースする薬膳料理を楽しみます
- 薬局の奥が薬膳カフェになっています
- 築120年の民家を改装したお店は落ち着いた雰囲気でゆったりとした時間が流れています
- 「身体が喜ぶ薬膳ランチいただきます!」
- 「蓮の葉包蒸飯(はすのはほうじょうめし)」スープ・デザート付き(1300円/税込)
- 蒸飯は腎を補い老化を予防する蓮の実・クコの実・松の実が入っています
- 豚肉や貝柱の旨味と蓮の葉の香りが口に広がり「おいしい!」
- 「薬膳スープカレー」 サラダ付き(1000円/税込)
- 松の実やクコの実、シナモン、季節の野菜を材料に十六雑穀米で食べるヘルシーなスープカレー
- 「あっさりとしているので胃に負担なく食べられる感じがします」
- 取材日のデザートはサツマイモのプリンでした
- お腹も身体も大満足♪
- 創業明治42年の「赤尾漢方薬局」 薬剤師が症状を聞き、ひとりひとりにあった漢方薬を調合してくれます
- 豊富な種類の薬膳茶
黒谷和紙会館
800年ほど前、戦に破れた平家の落ち武者が黒谷の里山に隠れ住み、生活の糧として始めたと言われている「黒谷和紙」。京都府の無形文化財にも指定されています。和紙から洋紙、手漉きから機械漉きへと全国の製紙業が様変わりする中、黒谷では手漉きにこだわり昔ながらの伝統的な製法が受け継がれています。
今では貴重な純手漉き和紙の産地として世界的に有名になり、海外からの発注や見学者も多いそうです。
里の中にある「黒谷和紙会館」には資料展示や和紙工芸品の販売コーナーがあり、事前予約をすれば工房見学や紙漉き体験もできます。
時が止まったような、のどかな黒谷の風景と伝統の技を体感してきました。
【紙漉き体験】※要予約
ハガキ8枚700円(5名以上より)
※特別に許可を得て撮191影しています
<問い合わせ先>
黒谷和紙会館
京都府綾部市黒谷町東谷3
TEL:0773-44-0213
営業時間:9:00~16:30
入館料:無料(体験は料金必要)
休館日:土・日曜日・祝日
駐車場:あり
コチラのHPを見る!
- JR舞鶴線と並走しながら紙漉きの里を目指します
- タイムスリップしたかのような懐かしい風景
- 「黒谷和紙会館」に到着!小川のせせらぎが耳に心地よくのどかな風景が広がっています
- 「会館の中へ入ってみましょう」
- 2階が展示室になっています
- 紙漉きに使われる道具や和紙を使った工芸品が展示されていました
- 黒谷和紙を使った折り紙や便箋はお土産にも喜ばれそうですね
- 紙漉き体験の前に黒谷和紙の歴史や作業工程について学びます
- 和紙の原料となるコウゾ。畑で栽培し皮をはいで天日干しした状態で保存しておきます
- 昔は村のほとんどの住民が紙漉きに携わっていたため、里の真ん中に共同の作業場があります。現在は8軒が共同で使っているそうです
- 「煮る」 アルカリ性の熱湯でコウゾを煮て繊維のくっつきをはずします
- 「打解」 餅つきのように叩いて繊維をほぐします
- 「ビーター」 水とほぐした材料を入れ歯車でさらに細かくほぐします
- 出来上がったものを「紙素(しそ)」と呼びます。ここまでが共同作業場での作業。出来た紙素は家に持ち帰り自宅で紙漉きしたそうです
- いよいよ紙漉き。水と紙素を混ぜたものを簀桁(すげた)ですくいゆすって均一になるようにします
- リズムよく次々と紙が漉き上がっていきます。見ていると簡単そうですが… 実際に体験してみましょう!
- 水をすくったら簀桁を常に水平に保ちながら前後・左右に動かします
- これが結構難しい!
- 地元の小学生たちは卒業証書の紙を自分たちで漉くそうです
- 最後に色づけをして完成!
- 素敵に仕上がりました♪ 完成した作品は1週間前後で自宅へ郵送してもらえます
- 黒谷和紙800年の伝統を支える職人さんと一緒に「ありがとうございました」
綾部市天文館・パオ
豊かな自然が残る綾部市の星空は、全国でも有数の美しさです。「綾部市天文館パオ」は、そんな綾部の美しい星空を本格的な設備で楽しめる施設。国内最大級の95cmの反射望遠鏡は、晴れていれば昼間でも星の観察ができます。
天文ファンだけでなく小さな子どもも楽しめるよう、工作教室や季節ごとの多彩なイベントも開催されていて、とてもアットホームな雰囲気の天文館です。
※特別に許可を得て撮影しています
<問い合わせ先>
綾部市天文館・パオ
京都府綾部市里町久田21-8
TEL:0773-42-8080
開館時間:火・水・木・祝 9:00~16:30
金・土・日 9:00~21:30
入館料:大人200円 小中学生100円
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)・祝日の翌平日・年末年始
駐車場:あり
コチラのHPを見る!
今回使用した車
マークX 250RDS (カラー:プレシャスブラックパール)
※特別に許可を得て撮影しています
- フロント
- マイナーチェンジで一新されたフロントフェイス
- フロントバンパーモール(ダークメッキ)ロアグリルメッシュ。LEDフロントフォグランプ
- Bi-Beam LEDヘッドランプ LEDクリアランスランプ/デイライト
- サイド
- アウトサイドドアハンドル(メッキモール付き)
- 18インチアルミホイール(スパッタリング塗装)
- リヤ
- リヤスポイラー
- ボディカラーはプレシャスブラックパール。漆黒の深みと艶のある質感を実現した新色です
- 250RDSに標準設定されている内装色「ブラック×レッド」
- インパネ
- 本革巻き4本スポークステアリングホイール
- 本革巻きシフトノブ
- ALPINE 8インチナビ
- アルミペダル+アルミフットレスト
- アルカンターラ®シート表皮
- 柔らかくて繊細、高級ソファのような質感です
- マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ ※メーカーオプション
- 中央に大型コンソールが設置されゆったりとくつろげる後席
- 高速走行時やコーナリング時も優れた操縦安定性能を発揮
- 「どこから見てもカッコいい!」洗練されたカッコよさと遊び心を両立した大人のためのスポーティセダンです
- 女性が乗ってもカッコいい!クルマです
マークXに関するお問い合わせは、 滋賀トヨペット大津店 住所:大津市富士見台1-1 TEL:077-534-1221
掲載内容から変更されていることがあります。あらかじめ御了承ください。